血液サラサラ:赤血球はイクラ(鮭の卵)と同じ

 新鮮な鮭の卵イクラは、サラサラしていてイクラ同士がくっつくことはないです。
 それが、スーパーで買ってきたイクラは、見事にしっかりと固まりになって、くっつき合っています。これは、空気に触れ、イクラの表面が少しだけ乾いたり、酸化したりして、サラサラ状態を維持できなくなったからでしょう。そこで、だし汁を加えてかき混ぜ、サラサラ状態を作り出した後、ご飯に乗せていただくことになります。この状態では、イクラを箸でつまもうとしても滑ってしまい、ままなりません。
 赤血球もイクラと良く似ています。
 正常な血液ならば、赤血球は、だし汁を加えたイクラと同様に、くっつき合うことはなく、サラサラしています。
 これが、血液中に、糖、コレステロール、中性脂肪などが多過ぎたり、ストレスで活性酸素が過剰に発生すると、赤血球がくっつき始めます。特に、糖が大敵で、過血糖の状態にあれば、赤血球がくっつき合って固まりになっていると考えてください。
 赤血球は、ほんのちょっとしたことで固まり合うのですが、これは止むを得ないことです。ヒトも動物で、動物は一般的に怪我が絶えません。怪我すれば血管が切れて出血しますから、これを速やかに止血せねばなりません。止血するには、血小板が働いて血液中の赤血球を固め、これでもって傷口を塞ぐしか方法がないですからね。
 そして、出血するに至らなくても、過血糖や活性酸素などの刺激によって血管内壁に小さな傷が出来ますと、血小板は、早速に凝集し、過剰なコレステロールや赤血球を凝固させようとするです。

 さて、赤血球が少しでも固まると、それだけ血流が悪くなると言われるのですが、これはなぜでしょうか。
 太い動脈を赤血球が流れている間は、固まっていようがいまいが関係なく、スムーズに流れましょうが、動脈が段々枝分かれし、細動脈に入り始めると、赤血球が固まっている場合には、その塊が血管を塞ぐ形になり、一瞬血流が止まることでしょう。でも、血流の力で押されて、塊は幾つかに崩され、直ぐにスムーズに流れ始めることでしょうが、細動脈が枝分かれしてより細くなると、また、つかえてしまいます。これも同様にして血流の力で崩され、やがて赤血球は皆、バラバラになります。
 バラバラになった赤血球は、その後、その内径が赤血球より小さい毛細血管に入り込み、毛細血管の内壁を擦りながら通っていくことになります。
 ここで、先ず問題になるのは、細動脈における赤血球の固まりによるつかえです。当然、血流に対する抵抗となり、流れを遅くします。いわゆる「血液がドロドロ」だとか、漢方で言う「お血(けつ)」の状態です。(毛細血管を赤血球が通過するときも問題が生じますが、これについては毛細血管の項で取り上げることにします。)

 飢餓状態、例えば断食したとき、これは、小生も経験があるのですが、そのときに血流を測定すると、還暦過ぎの体であっても血流年齢は20歳代の血流になっています。これは、血液が貧栄養状態になっていて、糖、コレステロール、中性脂肪などが少なくなっていて、谷川の清流がごとしの血液になっているからと考えられます。
 よって、赤血球がくっつき合うことはなく、サラッサラの状態になっていて、細動脈でつかえることはなく、赤血球がスムーズに毛細血管に潜り込むことでしょう。
 参考までに、小生の通常の血流年齢は、40歳から45歳です。実年齢より2回り近く若いと言えども20代の若者に比べれば、2回りほど老けています。
 年齢とともに血流がどうしても悪くなる傾向にあるのですが、これは、加齢に伴って血管の弾力が失われること、そして、活性酸素が増えて赤血球がくっつきやすくなることの2つが原因していると考えられます。
 なお、小生以上に、実年齢より3回りも若い血流の方がおみえですが、そうした方は、日頃、体を十二分に動かしていて、血管の弾力がまだ十分残っており、血液の通り道を幅広くすることができていることと、血液が過栄養状態になっておらず、また過剰なストレスを抱えていないがために、赤血球の塊が少ないからでしょう。
 逆に、実年齢以上に血流が悪い方が随分と多いのですが、これは、血液の過栄養とストレス過多のいずれか、あるいはその両方が重なっている場合です。そして、全く運動しない方は、使わないものは退化するしかなく、血管の弾力が実年齢以上に落ち込んでしまっていますから、より血流が悪くなる傾向があります。
 なお、動脈硬化を起こしている場合は、その部分で血流が絞られますから、流れによどみが生じて流速が遅くなり、つまり、血流が悪くなるのですが、たいていの方は血圧を上げ、一部の方は脈拍を多くして、流速を確保しようとします。でも、十分な血流が作り出せているかどうか疑問ですし、また、これが出来なくて、極端に血流が悪くなっている方もおみえです。
 これらは、当店に置いています血流計での測定結果から推し量られるところです。
 このように、血流を悪くする原因は幾つかあるのですが、血流の良し悪しを決める最大の要因は、臨床例は小生1人の数回にわたる断食実験時の血流データしかないものの、血液中の栄養物質の濃度ではないかと考えています。
 中小企業の社長さん方は、数日間の断食をされ、その間に、素晴らしいアイデアが閃いたり、難問の解決策を見い出されたりすることがけっこうあるといいます。また、古代ギリシャの哲学者が、度々断食して、アイデアをひねり出したことは有名な話です。(小生の断食は1日断食ですから、残念ながら、そのような経験はなし。)
 これは、断食によって、血液中の栄養物質の濃度が低下して、血流が格段に良くなり、脳に十分な酸素供給がなされた賜物ではないかと思われるのです。
 こうしたことから、血液中の栄養量を減らせば、血流が格段に良くなって、全身に十分な酸素供給がなされ、頭が冴え渡るのみならず、全身の臓器、器官がイキイキしてくるのではないでしょうか。

 ところが、今日の飽食時代にあっては、1日3度のご馳走で、どうしても過栄養になってしまい、血流が大変悪くなっていると考えざるを得ません。そして、これにより、赤血球が固まりがちになり、「血液がドロドロ」して「お血」の状態にあると。
 これを解消するには、極論すれば「断食」ですが、これは自分勝手にやると危険ですし、復食すれば元通りになり、根本的な解決にはなりません。
 また、腹八分で十分な運動をすれば、かなり血流が良くなるでしょうが、このような生活習慣は一部の方しか取りえません。
 楽して血流を良くする方法はないでしょうか。
 いろいろあります。通称、血液をサラサラにしてくれる食品です。
 これを摂るしかないでしょうね。
 その横綱は、「梅肉エキス」で、イクラのだし汁のような働きがあるようでして、赤血球の固まりをパラパラにしてくれます。青梅の果肉を煮詰めたもので、これに勝るものは他にないでしょう。有効成分はクエン酸ですが、何らかの形で他の有機物などと緩く結合しているようで、「梅干」よりも効果が高いことが実証されています。
 なお、化学合成して作られたクエン酸よりも「梅干」の方がグンと効果が高いのも事実で、梅干のクエン酸も複合物の形で働いていると考えられます。
 大関格が、黒酢などの天然発酵させた酢です。これも有効成分はクエン酸ですが、化学合成して作られたクエン酸よりもグンと効き目が高いです。
 これら以外にも、様々な血液サラサラ食品が出回っていますが、注目したいのが、「銀杏葉エキス」です。
 その「銀杏葉エキス」の作用は、血液循環をスムーズにするという働きがあるほかに、血小板が凝集するのをある程度抑制することによって、赤血球を固まりにくくすることです。
 その血小板凝集抑制作用は、脳梗塞を患った方などに処方されることが多いアスピリンやワルファリンと同じ作用ですが、効き方が穏やかで、怪我で出血しても、アスピリンなどと違って血が止まらなくなることはなく、普通に止血します。
 この「銀杏葉エキス」は、西欧では医薬品として認可されていて、安全性が抜きん出ていますから、盛んに処方されています。

 1日3食で、あまり体を動かさない現代人にあっては、どうしても血液中の栄養物質が過剰になりがちで、赤血球が固まりやすくなっていますから、血液をサラサラにする食品や「銀杏葉エキス」を毎日摂り、血流を向上させる必要がありましょう。
 血流を良くすればするほどに、酸素が全身の細胞にそれだけ行き渡るようになり、全身の臓器、器官がどんどん元気良く働いてくれるようになって、“ いきいき、はつらつ健康ライフ ” が楽しめるようになるのですからね。
 なお、全身への酸素供給がいかに重要なのかについては、野口英世の言葉「酸素だ!」で記事にしましたから、ご覧になってください。
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Author:薬屋のおやじ
岐阜県羽島郡岐南町三宅5丁目39で、薬屋:三宅薬品をやっています。全薬工業の養生食品、養生漢方などを取り扱っています。生涯現役をモットーに、お客様皆様が百歳すぎまで健康でお暮らしいただけるよう、精一杯お手伝いさせていただきたいと思っております。無料健康相談を承っております。電話058-246-7970(電話は火曜~土曜日、9時半~18時にお願いできると有り難いです。)

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