血流改善:野口英世の言葉「酸素だ!」

 野口英世については、あまりに有名ですから、ここであえて解説はいたしません。
 その野口英世が、医学者として素晴らしい言葉を残しています。

 人間の病気や体内の痛みは、細胞が酸素欠乏で死んでしまうから起こるものだ!

 ところで、現代の医学は、こうした観点で患者さんを診ているでしょうか。
 患者が訴える症状を短絡的に対症療法でもって、さも治ったように覆い隠すような治療法を取っているだけのように思われてなりません。特に、生活習慣病の治療においては、これが顕著なものとなっています。
 血流を改善することが必要と主張されるときも、その理由は「各種栄養素を全身に供給するため」と言われる程度です。
 「酸素をくまなく全身に供給せねばならない」という、生命活動に最も肝腎な事柄を欠落させてしまっている、と言って良いでしょう。
 
 ここで、生命とは何かという、根本的な事柄について考えてみましょう。
 西原克成氏は、次のように述べておられています。
 人間の体は、リモルディング(新陳代謝=作り替え)によって、絶えず変化しています。つまり、生命体というものは、実は確固たる物質に基づいて存在しているのですが、生命現象は物質が流れ込んで去っていくときに発生する「エネルギーの渦」のようなものとして存在しているのです。物質はエネルギーが働く過程に関与しているだけで、それも次々と入れ替わっていきます。エネルギーそのものは生命体ではありません。エネルギーも絶えず流れ去っているからです。結局のところ、生命とは、「流れの中に存在するエネルギーの渦」でしかないのです。
    (西原克成著「究極の免疫力」(講談社インターナショナル)P.253抜粋)

 さて、このエネルギーの渦の作りだす元になるものは、何でしょうか。
 それは、広い意味での各種栄養物質でしょう。
 先ずは「五大栄養素」です。
  炭水化物  エネルギー代謝の燃料
  脂  肪  エネルギー代謝のための備蓄燃料
  蛋白質   生命体を構築する物質で、新陳代謝時に大半が再利用
        肉食すると、エネルギー代謝の代替燃料となる
  ビタミン  主としてエネルギー代謝を促進する(特にビタミンB群)
  ミネラル  主として新陳代謝を促進する(特に亜鉛)
 これら「五大栄養素」は、体内備蓄がかなりの量あって、1ヶ月やそこら補給しなくても生命を維持できるものです。
 次に必要な物質が「水」です。
 水は、エネルギー代謝、新陳代謝を行う上で、媒体となる必須物質です。水分補給しないと、1週間程度で死に至ります。
 3つ目が「酸素」です。
 エネルギー代謝、新陳代謝に欠かせないもので、特にエネルギー代謝に1秒たりとも欠かせない最重要物質です。酸素が断たれれば、数分で死に至ります。

 このように、生命活動の在り様をみてみますと、いかに酸素が重要であるか、それも体の全細胞がいかに酸素を欲しがっているかがお分かりでしょう。
 よって、体の一部に酸素が補給されなくなると大変なことになるのです。野口英世の言葉は、それを明確に言い当てているのです。
 この酸素を全身くまなく供給するのが、血流の最大の仕事です。
 肺において取り入れられた酸素が赤血球に抱え込まれ、これが動脈から毛細血管に入り、全身の各細胞に酸素が絶えず供給されて、はじめて円滑な生命活動が維持できようというものです。
 従って、全身くまなく血液循環がスムーズに行われなければならないのです。
 血流が命!なのです。
 その血流がどうやって作り出されるかについては、次ページの「心臓は血流を作り出すポンプ?」をご覧ください。
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Re: 教えてください

「当ブログの冒頭にある野口英世の言葉が記載されている文献、または書籍」
この言葉は、とある健康食品のPRで紹介されていたものです。これを同業者から入手(DM交換)し、使わせてもらった次第です。当店では取り扱っていないメーカーですし、どなたから入手したのかも忘れてしまいました。
そんなわけで、申し訳ありませんが、出典不明です。

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Re: 初めまして

仲野様、ブログのご愛読に感謝申し上げます。

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岐阜県羽島郡岐南町三宅5丁目39で、薬屋:三宅薬品をやっています。全薬工業の養生食品、養生漢方などを取り扱っています。生涯現役をモットーに、お客様皆様が百歳すぎまで健康でお暮らしいただけるよう、精一杯お手伝いさせていただきたいと思っております。無料健康相談を承っております。電話058-246-7970(電話は火曜~土曜日、9時半~18時にお願いできると有り難いです。)

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