銀杏葉エキスの有効成分

 ドイツやフランスなど欧州で医薬品となっている銀杏葉エキスですが、有効成分は大別すると次の2種類で、十分な薬効を確保するために一定基準以上の高濃度のものとして規格値が定められています。

                   医薬品規格  (参考)銀杏葉αの規格
・フラボノール配糖体         24%以上       25%以上
・総テルペンラクトン(テルペノイド)  6%以上        7%以上
  
 よって、どんな銀杏の葉でも良いとはならず、厳格な管理栽培の下に、時期を見定めて、有効成分が最も濃くなったところで収穫されます。なお、参考に示しましたように、全薬工業の「養生食品:銀杏葉α(アルファ)」は、自社独自の規格を設けて医薬品より1ポイント高いものにしています。

 まず「フラボノール配糖体」ですが、銀杏葉エキスには13種類が確認されていますが、もう少し種類が多いようです。
 その薬効は、どの種類のものも、活性酸素を消去する働き(抗酸化力)があるほかに、血液循環をスムーズにする働きがあります。特に末梢(毛細血管)血流を改善する力が大きいです。
 次に「総テルペンラクトン(テルペノイド)」ですが、これも何種類かの類似した構造を持つ物の総称ですが、銀杏葉エキスに特有の次の2つの物質に、特徴的な薬効があります。
ギンゴライト(細分すると数種類)>
 体に炎症が起きると、PAFという炎症を抑えるための物質が作られるのですが、これが多く出過ぎるとアレルギー症状を起こします。このPAFの働きを抑制する力がギンゴライトにあります。
 そして、PAFの働きが抑制されると、血小板の凝集も抑制されます。これにより、血液がサラサラになります。
ビロバライド
 銀杏葉エキスの総合的な効果として、記憶力と関連が深い脳の領域「海馬」という所とその周辺の血流量を特異的に増大させることが分かっているのですが、その働きはビロバライドが担っているようです。また、ビロバライドは「海馬」領域のアミノ酸を増やす働きも持っているようです。
 さらに、認知症の方が痙攣を起こすことがありますが、これは、脳の神経細胞内を通る電気信号の乱れが原因していて、ビロバライドは、これを抑え、かつ、神経細胞の死滅を防ぐ作用があると考えられています。

 このように、銀杏葉エキスは、活性酸素除去、血流改善、アレルギー抑制、血液サラサラ、記憶力増強、神経細胞の保護という、幾つもの重要な働きを総合的に持っている、他に例のない “ すぐれもの ” なのです。
 ただし、銀杏の葉には、カブレ成分が多量にふくまれていますので、これを除去した製品でなければなりません。銀杏の葉が体に良いからといって、お茶にしたりするのは危険です。このことについては、「銀杏葉にカブレ成分あり?」で、詳細に説明しています。
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岐阜県羽島郡岐南町三宅5丁目39で、薬屋:三宅薬品をやっています。全薬工業の養生食品、養生漢方などを取り扱っています。生涯現役をモットーに、お客様皆様が百歳すぎまで健康でお暮らしいただけるよう、精一杯お手伝いさせていただきたいと思っております。無料健康相談を承っております。電話058-246-7970(電話は火曜~土曜日、9時半~18時にお願いできると有り難いです。)

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