ウコンといえばクルクミン、脳力アップ!これがウコンの本当の力

 クルクミンといえばウコンの薬効成分です。肝臓の機能を高めてくれ、飲み会の前に飲んでいく。たしかにどれだけか効きます。私も昔は一杯あるときはウコンを飲んで出かけました。でも、それに勝るもの、それは田七人参(三七人参)ですが、これを最近知り、こちらのほうが断然効果が高いですから、今は飲んでいません。
 そのクルクミンが最近、別の効能で注目されてきました。つい先日それを知って、銀杏葉エキスと一緒に毎日飲まなくっちゃ、と思うようになった高齢者の小生です。
 アルツハイマー病にいい、そして、記憶力がアップする、学習能力が向上するなどなど「脳力」アップに効果的というクルクミンだそうです。
 ネット検索を掛けて、それに関係する記述を拾い出しましたので、その抜粋を紹介しましょう。

(2012年9月8日放送の日本テレビ・世界一受けたい授業)
 順天堂大学 大学院教授 白澤卓二 先生の弁
 食べるだけで脳を活性化するブレインフーズ、それはカレー粉。
 脳には老人斑というものがあり、これが増えるとアルツハイマー病になってしまう。これを溜めないことがボケ予防になる。ウコンの薬効成分クルクミンをエサの中に加えたネズミは、脳に老人斑が出ず、認知症を発症していない。対照群の普通のエサを与えたネズミは老人斑ができ、認知症を発症した。これにより、クルクミンには認知症の予防効果があるということが証明された。また、クルクミンは脳の神経細胞の保護作用もある。

(ある研究)
 クルクミンにはアルツハイマー病の原因物質である「アミロイドβタンパク」の脳への蓄積を予防したり、減らす効果があり、アルツハイマー病予防に効果的であろう。

(ニューヨーク市立大学の心理学者らの調査研究チーム)
 クルクミンが「悪い思い出を消す効果がある」らしいということが判明。ラットをつかった実験で、クルクミンを含んだエサを食べていたラットの方が、嫌な記憶をすぐに忘れてしまった。このことから、恐怖の記憶により心理的な障害に苦しんでいる人々に対する治療に役立つのではなかろうか。この効果を応用することで、うつ病、不安、心的外傷後ストレス障害の治療にも役立つかもしれない。
(ある解説)
 クルクミンにより記憶力はアップするのに、嫌な記憶は忘れる効果がある。相反するような事象をどう説明するか。導き出されるのは「クルクミンは脳の機能を向上させる効果がある」ということだろう。嫌な記憶は脳にとってストレスになり、パフォーマンスが低下する。だからこそ、良い思い出は忘れないのに、嫌な思い出だけは忘れるのではないだろうか。つまり、クルクミンは総合的に脳機能をパワーアップさせることが出来るのであろう。

(武蔵野大と米ソーク研究所との共同研究)
 クルクミンが記憶力を高める効果があることが動物実験でわかった。
(ある解説)
 BDNF(脳由来神経栄養因子)は、脳内で分泌されるタンパク質で、神経細胞の成長やニューロンの生成には欠かせない物質です。 BDNFの分泌を増やすことが、記憶や学習の能力アップにつながります。クルクミンはそのBDNFの分泌を促進します。ラットの実験では、毎日多量のクルクミンを10日間与えたところ、BDNFが30%増加した。
 クルクミンは、抗酸化作用の高いポリフェノールで、炎症を抑える作用も持っていて、脳血液関門を通過して脳に達します。そのため、脳神経細胞を活性酸素から守って脳の老化を防ぐ働きもします。
 アルツハイマーの原因としては、脳内にアミロイドβ(ベータ)というタンパク質が溜まることだという説が最有力となっています。アミロイドβは脳の活動でできたカスのようなものです。クルクミンがアミロイドβを除去する顕著な効果があることが2006年に発表されました。

(ある研究)
 カレーを食べるとIQが上昇し、テストの正答率が上がった。

(ある研究)
 カレーをよく多く食べるインド人は、アメリカ人よりアルツハイマー病が少ない。
(↑これは単なる相関関係であって、因果関係があると直ちに捉えるべきではないです。なぜならば、両国で高齢者比率に違いがあり、また、生活習慣がまるで異なりますから、クルクミンだけが原因していると考えることはできません。)

 以上、ざっとですが、こうしたことが言われています。
 どうやら、これらは本当のことらしく、臨床実験が幾つかの有名大学でも行われつつあるようですから、よりはっきりしてくることでしょう。ただし、クルクミンは食品の扱いになりますから、日本では決して医薬品の認可は得られません。健康補助食品の扱いとなり、せいぜい最近制度化された機能性表示食品としてしか認められません。
 今後、健康食品業界から、ウコンなりクルクミンが数多く発売されるようになろうかと思われます。

 ただし、クルクミンには大きな難点があります。「水に溶けない、光線や弱アルカリで分解されやすい、吸収されにくい」というものです。例えば、純度95%のクルクミンを8グラム摂取しても、血液中からクルクミンが検出できなかったという報告もあるくらいですから。
 よって、医薬品・食品製造会社や大学研究機関では、吸収効率のいいクルクミンの開発に取り組んでいます。
 そうしたなかで、小生の知るところでは、現在、信用がおけそうな2社で、かなり吸収効率のいい製品を開発しています。
 一つは「ロングヴィーダ」です。これは、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)が10年の歳月をかけて開発されたもので、日本では株式会社オムニカから発売されています。同社の説明によると、クルクミンをフリークルクミンとして吸収させるためのDDS(=Drug Delivery System,?<体内の薬物分布を量的・空間的・時間的に制御し、コントロールする薬物伝達システム。薬物輸送(送達)システム>)開発を始め、約10年の研究の末、SLCP(Solid-Lipid Curcumin Particle=固体脂質クルクミン細粒化?)テクノロジーの開発に成功したとのこと。SLCPテクノロジーによって製造されたロングヴィーダは、クルクミンを胃の過酷な環境から守り、吸収部位である小腸内で溶解し、フリークルクミンのまま小腸上皮細胞へ吸収されるようです。そして、小腸上皮細胞内でカイロミクロンに取り込まれ、リンパ管へと運ばれ、フリークルクミンのまま、肝臓や脳へと運ばれるとのことです。なお、クルクミンの血中濃度は、通常のクルクミンに比べて最大500倍になると謳われていますが、これは少々誇張した表現に思われます。
 もう一つは「セラクルミン」です。これは、日本のベンチャー企業、株式会社セラバリューズが、独自の技術により画期的なクルクミン製剤の開発、製品化に成功したとのことです。セラクルミンは、クルクミンの粒子を非常に細かくし安定化させることにより、クルクミンを効率よく吸収させようというものです。ここで、安定化とは、細粒をコーティングしサスペンジョン(懸濁液)化することのようです。なお、クルクミンの血中濃度は、通常のクルクミンに比べて約27倍になることが確認されたとのことです。
 セラクルミンについては、株式会社セラバリューズのオンラインショップで購入できますし、大塚グループのアース・バイオケミカル株式会社から発売されている「UKOL27ウコンゼリー」はセラクルミンを用いているようです。
 このセラクルミンを銀杏葉エキス他とともに配合した新製品を、とある製薬会社が間もなく発売するようです。これに注目したいです。(全薬工業:爽心明:7月末発売)
 はたしてこの新製品は効くのかどうか。今月初めから銀杏葉α(アルファ)とともにセラクルミン(+カルニチン)を飲み始めた小生です。1、2か月毎日飲んでみて、効いたかどうか、ご報告しましょう。お楽しみに。
(9月28日追記)
 「2日前の日記」として、毎日、2日前の夕食の献立を思い起こしています。これを1年以上続けているのですが、脳の記憶回路が錆び付いているのか、思い起こそうとしても何かでブロックされているような感じがして、記憶の呼び出しがとんとできませんでした。ちなみに小生おん年68歳で、銀杏葉α(アルファ)は何年も飲み続けています。
 それが、銀杏葉α(アルファ)+セラクルミン+カルニチンを朝晩飲むようになったら、2か月経った頃には、何かで脳がブロックされているような感じが緩み、記憶回路がどれだけか回り始めた感がしてきました。
 その後、1か月になりますが、「爽心明(そうしんめい)」に切り替え、朝晩飲むようにしています。記憶回路の回り方は、残念ながら今までどおりで、加速はされませんが、何かで脳がブロックされているような感じは抜け、「脳力」アップを実感しています。
 
 
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薬屋のおやじ

Author:薬屋のおやじ
岐阜県羽島郡岐南町三宅5丁目39で、薬屋:三宅薬品をやっています。全薬工業の養生食品、養生漢方などを取り扱っています。生涯現役をモットーに、お客様皆様が百歳すぎまで健康でお暮らしいただけるよう、精一杯お手伝いさせていただきたいと思っております。無料健康相談を承っております。電話058-246-7970(電話は火曜~土曜日、9時半~18時にお願いできると有り難いです。)

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