血流大改善:銀杏葉&ミネラル剤で効き目グーンとアップ!

 銀杏葉エキス製剤は、銀杏葉エキスだけのものから他のサプリメントなり生薬を加えたものまでありますが、効き目がイマイチという場合も多いです。
 当店が扱っている全薬工業の「銀杏葉α(アルファ)」には、ビタミンE、アスタキサンチンヒハツエキス、クチナシ抽出物が配合されています。最初の2つは抗酸化作用、生薬のヒハツは即効的に血流を良くし冷えを改善する作用を持ち、生薬のクチナシ抽出物は脳の記憶を司る「海馬」の血流を改善します。
 末梢血流の改善、特に肩から上の血流改善に効果を発揮する銀杏葉エキスですから、それを補助するために、これらが配合されているのです。これによって、銀杏葉エキス単剤よりも幅を持って効き目を出しています。
 改良された「銀杏葉α(アルファ)」には、当初発売の「銀杏葉」にビタミンE以外の3つの有効成分がが配合されたことにより、確かに効き目がアップしました。

 でも、効き目がイマイチで満足できないというお客様も多いです。
 そうした方に、一押しなのが「総合ミネラル剤」です。
 抗酸化作用は、体内で作られるSODなどの酵素が一番強力に働きますから、そうした酵素の原料となる亜鉛、マンガン、鉄、銅、セレンを補給すると良いのです。また、脳の海馬は亜鉛によって働きを高めます。そして、これらやマグネシウム、クロム、モリブデンなどのミネラルは、新陳代謝(細胞の生まれ変わり)に必須のものです。
 現代の食事は、こうしたミネラルが十分に取れなかったり、肉食によるミネラル流出で、恒常的なミネラル不足になっている恐れが高く、総合ミネラル剤での補給が重要になってくるのです。

 当店のお客様には、まず両方をお勧めしますし、体がだるいと訴えかけられる方は、ミネラル不足であることが多く、両方飲まないと十分な効果が期待できません。
 なお、ミネラル剤は、各メーカーとも一日の目安量を一日の所要量としており、最初の1週間はそれで良いでしょうが、そんなに飲む必要はなく、当店では一日の目安量の3、4割を目途に飲んでいただいています。これで、十分効果を発揮するのがミネラル剤です。(2013.3.28追記:厚労省の行政指導があったようで、最近発売されるミネラル剤は一日の目安量を所要量の3割程度に改めたようです。)
 ただし、腸内環境が悪いと吸収率がガクンと落ちますから、努めて野菜食にするよう、お話しています。
 総合ミネラル剤の重要性については、別立てブログ「薬屋のおやじのボヤキ」の中で何本も記事にしており、例えば各種ミネラルの吸収(Ca:No.5)で詳しく説明していますのでご覧になってください。
スポンサーサイト

認知症の改善には銀杏葉αと能活精の組み合わせ

 軽い認知症であれば、全薬工業「銀杏葉α」と救心製薬「能活精」の組み合わせ(できれば亜鉛を含んだ総合ミネラル剤を加える)で、けっこう改善効果が期待できます。
 このことについては、「こんな方に銀杏葉:認知症(痴呆症、ボケ)」で紹介したところですが、救心製薬「能活精」の効果について学術的研究がなされているようです。
 その一つとして、BDNF(脳由来神経栄養因子)の産生増加作用があり、神経細胞の樹状突起の膨らみ(受容体)=スパインを大きくして長期記憶をしっかりしたものにさせる、のだそうです。先日、その話をセミナーで聞いたのですが、非常に難しい学術講演で、十分には理解できなかったのですが、ポイントだけはつかめた気がしています。
 それを、ここのところ毎月出している臨時DMにしてみました。
銀杏葉だより5

ココナッツ油やパーム油に含まれる中鎖脂肪酸は認知症改善・予防に効果がある?

ココナッツ油やパーム油に含まれる中鎖脂肪酸は認知症改善・予防に効果がある?

 認知症を改善するは、何らかの方法で神経伝達回路が円滑に働くようにすることですが、これは実に難しい話です。
 人の体は使わない器官は必ず退化するのでして、例えば、歩くことをサボれば、足の筋肉が痩せ、骨が細くなり、腱が劣化し、関節に炎症を起こし、とうとう歩けなくなって寝たきりになり、ますます足の筋肉が痩せていく、ということになります。
 脳も、人の体の一器官ですから、年老いてからは仕事もなく、趣味に没頭するものでもなく、一日中ぼんやり過ごすとなれば、若い頃のように毎日頭を必死に使うなんてことは絶対にないですから、脳の大半の神経伝達回路の働きがどんどん落ちていって、いざ回路を回そうと思っても、空回りするしかなくなるのは当然のことです。唯一神経伝達回路が常日頃回っているのは、“腹減った、飯食いてえ”という、飢餓からの脱却方法を探り続けている食欲中枢だけになりましょうか。
 ですから、認知症の治療は、歩行困難を治療するのと同じように、本質的に大きな困難性を抱えています。

 認知症を改善することはできなくても、進行を遅らせ、食い止め、予防する方法として、本質論以外に何かないかとなると、このブログでも紹介しましたように、幾つかの方法があり、場合によってはけっこうな改善効果も生じます。
 神経伝達回路が円滑に働くのを手助けする栄養素(広い意味での栄養素)を神経細胞に与えてあげればいいのでして、今までに次の3つを記事にしました。
 こんな方に銀杏葉:認知症(痴呆症、ボケ)
 神経細胞は酸素を大量消費しますから、脳血流を良くする必要があり、それには銀杏葉エキスを中心とした生薬などがけっこう効果を発揮するというものです。
 血流大改善:銀杏葉&ミネラル剤で効き目グーンとアップ!
 老化というものは新陳代謝が遅くなることでもあって、新陳代謝を良くするには不足がちのミネラルを補給するのが肝要であり、特に亜鉛は記憶中枢の海馬が求めているミネラルですから、これを積極的に補給する必要があるというものです。
 認知症改善には銀杏葉αと能活精の組み合わせ
 新たな記憶を構築するには神経伝達回路のシナプスにおいて情報伝達物質を受け取る受容体「スパイン」の成長を促進するBDNF(脳由来神経栄養因子)の産生が必須で、その産生増加にレイヨウカクなどの生薬が配合された救心製薬の「能活精」が効果的というものです。

 これらの栄養素以外のもので、脳の働きを良くすることで最近注目されているのが「中鎖脂肪酸」です。これは、ココナッツ油やパーム油に多く含まれています。
 TV東京:主治医が見つかる診療所(2015年3月16日放送)「 認知症完全予防スペシャル 」で取り上げられましたし、「世界不思議発見」「とくダネ」などでも同様に話題になったようです。
 この中鎖脂肪酸とはどんなものかと言いますと、まずは脂肪と脂肪酸の違いから説明しないと混乱しますから、最初にそれを大ざっぱに説明しましょう。
 我々が口にする食用油、これを脂肪(油脂、油)と言います。脂肪は消化液で2分割されて、小さい方がグリセリン、大きい方が脂肪酸と呼ばれるものに変わります。こうならないと小腸で吸収できません。
 脂肪酸は炭素が幾つかつながった鎖状になっており、鎖の途中にある炭素には通常は水素が2個ずつ付いています。これを飽和脂肪酸と言い、所々1個ずつになっているものを不飽和脂肪酸と言います。なお、鎖の片方の端の炭素には、「=O」と「ーOH」が付いていますから「酸」と呼ばれるのですが、炭素数の少ないものは水溶性で酸性を示すものの、炭素数が少し増えると難溶性になり、ほとんどのものが不溶性です。
 脂肪酸の鎖の長短(炭素数の大小)により、3区分されます。短いもの(炭素数が4個程度以下)を短鎖脂肪酸、炭素数が5~11個程度のものを中鎖脂肪酸、炭素数が12個程度以上のものを高鎖脂肪酸と呼んでいます。
 我々に馴染みが深いのは皆、高鎖脂肪酸で、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸といったもの皆そうです。これらの多くは肝臓で脂肪に再合成され、これを中性脂肪と言います。
(なぜ中性脂肪と呼ばれるかというと、脂肪酸という「酸」が合成によって「酸」でなくなり、「中性」を示すからというものですが、高鎖脂肪酸は不溶性ですから、酸性・中性という区分けをする性質のものではないです。血液検査で馴染みが深い中性脂肪ですが、単に「脂肪」と言ったのでは理解されにくいから、そう呼ばれるよになったのでしょうが、本来なら「浮遊脂肪」とでも言ったほうがいいでしょうね。)
 なお、中性脂肪は、血液で運搬されて体中の細胞で貯蔵され、必要に応じてゆっくり分解されてエネルギー源になります。
 短鎖脂肪酸は、酢酸、プロピオン酸、酪酸といったものがそうで、これは、草食動物の反芻胃や大腸の中で、細菌により食物繊維が発酵して作られ、彼らはこれを直接エネルギー源としています。これは水溶性で酸性、弱酸性を示し、有機酸の1種でもあります。なお、腸内環境が健全であれば、人の大腸においてもどれだけか作られます。
 やっとここで最後に残った本題の「中鎖脂肪酸」の説明に入ります。
 何とも中途半端な脂肪酸が中鎖脂肪酸で、これはどういうわけか母乳にけっこう含まれています。
 この中鎖脂肪酸は、消化吸収も早く、脂肪として蓄えられもせず、肝臓で速やかに分解されて、ケトン体(アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸など)に姿を変え、エネルギー源となります。要するに短鎖脂肪酸の類になるのです。
 人のエネルギー源と言えば、ブドウ糖(乳児であれば乳糖)が主体なのですが、どうやら脳細胞はケトン体を欲しがっているようです。少々オーバーな表現になりますが、「これがスゴイ。赤ちゃんは母乳からケトン体を作り、これを脳の栄養にし、猛勉強して様々なことを学習していきます。ケトン体はブドウ糖の何倍ものスピードでものを覚えることができるようです。頭が冴える、理解が早い、記憶力もアップ!」と別立てブログで過去に書いたことがあるのですが、はっきりとした根拠はないものの、この方面の研究者がこうした推測をしておられるところです。
 これが正しいとなれば、ケトン体が認知症の改善や予防にも効果があるのではなかろうか、ということにもなります。しかし、これは何ともいえない状況にあるようです。ただし、別サイドからケトン体が役にたっていようという研究報告があります。
 それは、脳細胞が働くには、脳以外の細胞に比べてずっと多くのエネルギー源を必要とし、高齢者ともなると、それをブドウ糖だけでは補え切れなくなる恐れが出てくるというものです。つまり、加齢によりインスリンの能力が落ちてブドウ糖を十分には脳細胞に入れ込めないという状態にあるならば、その不足分をケトン体で補ってやれば、脳細胞が必要とするエネルギー源がまかなえるというものです。
 臨床例では、中鎖脂肪酸の補給によって認知症の改善が見られたとの報告が出ていますので、最近、大きく注目されることになったのです。この方面での臨床例を積み上げていただき、どの程度の割合で、どの程度の認知症が改善するのか、そのあたりのことを突っ込んで研究していただけるのを願って止みません。そうしないことには、アレがアレにいい、コレがコレにいい、といった一時のブームで終ってしまう恐れが大きく、とどのつまりアレもコレも皆ダメだ、という評価しかされなくなってしまいます。
 ところで、ケトン体については、体に悪いという研究成果が明確な根拠をもって出ています。これは重度の糖尿病患者に言えることです。糖尿病も重度となればインスリンがほとんど分泌されず、消化吸収されたブドウ糖を細胞内に入れ込めなくなり、体は飢餓状態となって脂肪細胞に蓄えた脂肪を分解し、この場合も中鎖脂肪酸の分解と同様にケトン体ができ、これが血液中に放出されます。すると、弱酸性を示すケトン体によって血液は酸性に傾いてしまい、様々な障害を引き起こすと言うものです。
 こうしたことから、中鎖脂肪酸によって認知症の改善が見られた場合であっても、その過剰摂取は別の問題を引き起こすかもしれませんね。
 話を再びひっくり返しますが、ケトン体が脳の働きに良いとする別サイドの報告があります。それは長期断食です。長期断食すれば、エネルギーの供給は、脂肪細胞に蓄えた脂肪を分解してケトン体を血液中に放出し、これを脳細胞にも送り込まねばなりません。断食期間中の脳細胞は、ケトン体だけをエネルギー源にするという、普段とは違った栄養でもって働くことになります。すると、頭が冴えて難題の解決につながるアイデアが湧いてきたというケースがけっこうあって、中小企業の社長さんあたりは時々断食されるようでもあります。もっとも、その効果はケトン体だけによるものとは断定できず、血液中の過剰な栄養が消費されつくして血液がサラサラになり、大幅な血流アップでもって脳細胞に十分な酸素供給がなされたという要因も関係するでしょうし、長時間一つのことに精神を集中できたことにもよるでしょう。
 なお、長期断食でなくても、例えば1日1食というミニ断食であっても、エネルギーの供給は、ブドウ糖やグリコーゲンが底を着けばケトン体でもってなされるようになりますから、どれだけかは類似した効果が出てくるのは、10年以上そうした食生活をしている小生も感じているところです。少なくとも頭が冴えるのは確かだと思います。
 ここまで、ケトン体は脳細胞の栄養となり、認知症によさそうな話を展開してきましたが、脳細胞の主たるエネルギー源ブドウ糖の代替になるのは何もケトン体だけではなく、それに類する短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸)もきっとそうでしょう。なんせ人に近縁のゴリラは盲腸で食物繊維を発酵させて短鎖脂肪酸をたくさん作っているのですし、先ほど言いましたように人も腸内環境が健全であれば、これがどれだけかは作れるのですから、思いっきり腸内環境を良くしてあげればいいです。もっとも、高齢者となると腸内環境が悪くなる傾向にあって、これは期待薄かもしれません。

 少々専門的な解説をしたり、話が行きつ戻りつしてしまったりし、かつ、長文となり、分かりにくい面も多々あったかと思いますが、今話題の中鎖脂肪酸に当面注目していきたいと考えています。
 なお、軽度認知症のご家族を抱えておられる方やご自身にその心配がある方は、試しに中鎖脂肪酸の摂取をなさってみてはいかがでしょうか。
 ざっと見たところでは、日清MCTオイルが無難なようです。下記をクリックしてご検討なさってください。
 日清オイリオ オンラインショップ 中鎖脂肪酸油(MCT)をお味見ください
 これは期間限定ですから、ページが開かなかったら下記をクリックし、「MCTでエネルギーを補給する」の項の商品ラインアップをご覧ください。
 日清オイリオ オンラインショップ

プロフィール

薬屋のおやじ

Author:薬屋のおやじ
岐阜県羽島郡岐南町三宅5丁目39で、薬屋:三宅薬品をやっています。全薬工業の養生食品、養生漢方などを取り扱っています。生涯現役をモットーに、お客様皆様が百歳すぎまで健康でお暮らしいただけるよう、精一杯お手伝いさせていただきたいと思っております。無料健康相談を承っております。電話058-246-7970(電話は火曜~土曜日、9時半~18時にお願いできると有り難いです。)

検索フォーム

カテゴリ

リンク

最新記事

最新トラックバック

最新コメント

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR