各種ミネラルの働きを知って生活習慣病改善

 本サイトにおいて、銀杏葉α(アルファ)に含まれる活性酸素を消す3成分 でも書きましたように、抗酸化作用の主力は体内で作られるSODなどの酵素であって、それらの酵素の核となるのが、鉄・マンガン・銅・亜鉛・セレンであり、また、銀杏葉&ミネラル剤で効き目グーンとアップ! で書きましたように、脳の海馬は亜鉛によっても働きが高められるのです。

 このように、銀杏葉エキスの働きと各種ミネラルの働きは相通ずるものがあり、「車の両輪」となって生活習慣病を改善してくれる、頼もしい助っ人になってくれます。
 そして、各種ミネラルは、銀杏葉エキスよりずっと広い範囲で生命活動に活躍してくれてもいます。
 そうしたことから、本項においては銀杏葉エキスとは無関係な事項が多くなりますが、各種ミネラルの働きを皆様に知っていただきたく記事を書き起こすことにしました。(投稿済みのミネラルは青色文字[クリックしてジャンプ]になっています。)

・ミネラル全般についての豆知識&こぼれ話

・主要ミネラル  ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム 
        (この他に、リン、イオウ、塩素がありますが、説明省略)

・微量ミネラル  亜鉛 セレン 鉄 銅 マンガン クロム モリブデン ヨウ素
        (この他にも数多くの微量ミネラルがありますが、説明省略)

 なお、各種ミネラルの摂取不足や体外流出そして有害金属によるミネラルの働きの阻害並びに日本人にはカルシウムが充足していることについては、別立てブログ「薬屋のおやじのボヤキ」の中でカテゴリー「ミネラルが最重要」として次のとおり現在17本の記事を起こしていますので、お時間がありましたらご覧になってください。

ミネラルが最重要 ←クリックすると全部の記事が順次見られます。
2013.06.27 汗で失われるミネラル、でも汗はかきましょう
2012.10.12 あなたは新型栄養失調ではありませんか
2012.10.06 ミネラル摂取基準の正しい捉え方
2012.09.17 各種ミネラルの相互関係は人間社会と同じ
2012.02.15 ミネラル危機で万病蔓延
2011.12.10 46歳大リーガー、ノーラン・ライアンに学ぶ
2011.11.11 元祖「公害」は奈良の大仏
2011.11.08 ヒトはなぜ塩っ辛い物を食べてしまうのでしょうか
2011.11.08 減塩のし過ぎは考えもの
2011.11.02 カルシウムは、やっかいもの?!(その1)
2011.11.02 カルシウムは、やっかいもの?!(その2) 
2011.09.30 カルシウム不足の米国人、充足の日本人(Ca:No.1)
2011.09.29 カルシウム不足はなぜおきるのか(Ca:No.2)
2011.09.29 カルシウム(+マグネシウム)は天然の精神安定剤(Ca:No.3)
2011.09.29 こうすれば骨粗鬆症は防げる(Ca:No.4)
2011.09.29 各種ミネラルの吸収(Ca:No.5)
2011.07.19 長~い夏、ミネラル補給を
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ミネラル全般についての豆知識&こぼれ話

 ミネラルって何でしょうか。定義は次のとおり。

 生命活動を行なう上で必要となる元素のうち、有機物[炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)と水素(H)の化合物]を構成する元素以外の元素を言う。

 その働きが分かっているミネラルは概ね20種類あり、さらに、全部で103種類ある元素のうち数十種類が何らかの形で生命活動に関わっていると考えられています。
 驚くことに、猛毒と言われる砒素(ひ素)、こんなものまで微量を必要とします。
 なお、砒素と同様に、どのミネラルも皆、過剰に摂取すると生命活動に支障を来たし、致死量もそれほど大きな数値ではありません。ここがビタミンと違うところです。

 ミネラル全般については、次の豆知識&こぼれ話を知っておかれると良いでしょう。

ミネラル豆知識A

ミネラル豆知識B

主要ミネラル:カリウムとナトリウムについて正しく知ろう

 一般的に、カリウムは不足する人がけっこういるのに対しナトリウムは皆が過剰である、と言われます。カリウムは野菜・果物・芋などに多く含まれ、これを毎日きちんと食べていれば充足し、ナトリウムはいわゆる食塩であって、塩っ辛い物を好む日本人は摂取過剰であるというものです。
 このことは、一面正しいのですが、正解ではありません。
 先に、ナトリウムですが、何の根拠もなく食塩の摂取基準が低く抑えられているだけのことでして、塩味は大いに楽しんでかまわないです。ただし、あとで喉が渇くほどのきつい塩味はいけません。何ごともほどほどに、です。
 次に、カリウムですが、野菜・果物・芋などを毎日きちんと食べなければいけないのは、これがヒト本来の食性であるからであって、結果としてカリウムが充足することになるだけのことです。

 こうしたことから、カリウムとナトリウムの摂取については、摂取基準を守るというのはピント外れでして、気を付けねばならないのは、そのバランスを整えることです。
 中医学(漢方)では、カリウムの多い食品…カリウムの存在は知らなかったのですが…は体を冷やすから、体を温める塩…ナトリウム…を振って食べ、冷・温を中和させなさい、と生活の知恵を働かせます。果物には塩を振り、野菜は塩味を付けるのが基本となるのです。こうして、カリウムとナトリウムのバランスを整えさせていたのです。

 近代科学により、カリウムとナトリウムは同族の金属で、物理的・化学的性質が非常に似ていることが分かっています。ともに水に非常に溶けやすく、プラス1価の電荷を持ち、電解質として生物の生命維持に不可欠のものになっています。
 ところが、動物そしてヒトの体内においては、その挙動は大きく異なります。
 カリウムイオンは細胞内に卓越して存在し、ナトリウムイオンは細胞外液に卓越して存在します。これでもってバランスを保っているのです。よって、重い物が落ちてきて筋肉が潰されると、たくさんの細胞が破壊されてカリウムイオンが細胞外液に混ざり込み、やがてこれが血液に入っていって全身のイオンバランスを崩し、死に至らしめます。阪神・淡路大震災のとき、こうした死者が数多く出ました。

 細胞内に卓越して存在するカリウムイオン、細胞外液に卓越して存在するナトリウムイオンは、一定濃度に保たれることによって、はじめて円滑な生命活動ができるのですから、どちらも不足してはなりません。
 ですから、野菜・果物・芋などを毎日食べるとともに、味付けは、美味しいと感ずる程度に塩(味噌、醤油を含む)を使いたいものです。
 厚労省が推奨している減塩はナトリウム不足になる恐れがありますし、限度を越えた減塩は塩素不足にもなってしまいますから、くれぐれもご注意ください。

 カリウム、ナトリウム(塩素も)の豆知識をご覧になってください。

カリウム・ナトリウム

 なお、減塩問題の詳細については、別立てブログ「薬屋のおやじのボヤキ」の中で、何本かの記事を立てていますので、興味のある方はアクセスなさってください。
 減塩のし過ぎは考えもの(2011.11.08)
 ヒトはなぜ塩っ辛い物を食べてしまうのでしょうか(2011.11.08)
 減塩しすぎるとどうなる?(2012.08.15)
 減塩は大間違い!塩味を楽しんでイキイキ元気!(2011.08.17)
 
 

主要ミネラル:カルシウムとマグネシウムについて正しく知ろう

 ミネラルというと、真っ先に上げられるのがカルシウムで、日本人は圧倒的に摂取不足だから、“牛乳を飲もう!カルシウム強化食品を取ろう!”と、声高に叫ばれていますが、実はカルシウムは充足しており、これは“真っ赤なウソ”なのです。
 戦前の日本人のカルシウム摂取量は400mgしかなかったのにカルシウム欠乏の症状が出たことはありませんでした。今は500mgの摂取ですから、「25%過剰摂取している」とさえ言えるのです。
 戦後における米国からの脱脂粉乳の食糧支援に始まり、その後、日本国政府の欧米風食生活への誘導政策とそれを実現するための畜産振興政策でもって、カルシウム不足(その根拠:欧米人に比べて摂取量が半分以下)とされているに過ぎず、欧米人のカルシウム過剰摂取(マグネシウムとのバランスを欠く)による害を無視しているのですから、困ったものです。
 
 そもそもカルシウムは、生命活動を行なう上で邪魔になるミネラルですから、海では巨大なサンゴ礁ができるのですし、貝は重い貝殻を背負わされているのですし、海から陸に上がったヒトは骨をカルシウムのゴミ捨て場としているのです。
 と言いますのは、生命活動を行なうには、細胞内にはカルシウムはごく微量しか入ってはならないからです。よって、カルシウムはそのほとんど全部が細胞外液に存在し、過剰になるとゴミ捨て場の骨が直ぐに満杯になってしまいますから、血管壁や内臓に沈着させるしかなくなり、大変なことになってしまうのです。

 ここに概説しました“カルシウムのウソ”については、別立てブログ「薬屋のおやじのボヤキ」のカテゴリー「ミネラルが最重要」(10数本ある記事の中の真ん中辺り「カルシウムは、やっかいもの?!(その1)」から下の数本)で、詳述していますので、それをご覧いただくとして、ここでは、マグネシウムについて取り上げます。
 
 まずは、元素の周期律表をご覧ください。
周期律表

 カルシウムとマグネシウムは縦に並んでいます。縦の列は同族の元素で、物理的・化学的性質が似ています。よって、生体内においても共役関係にあり、微妙なバランスでもって、生命活動が行なわれています。
 ですから、カルシウムとマグネシウムを摂取するときも、バランスが求められるのです。もっとも、どちらか一方が体内に過剰にあれば、吸収率を落としてアンバランスにならないようにかなり調整されるのですが、不足している状態にあっては、吸収率を上げるにしても限度があり、欠乏症を起こす恐れがあります。
 戦前においては、マグネシウム欠乏はまずなかったと考えられるのですが、現代人においては、食生活の変化とストレスの増強により、マグネシウム摂取不足とマグネシウムの排泄増加が相まって、恒常的にマグネシウム不足をきたしている傾向にあります。
 そうなると、必然的に体内におけるカルシウムとマグネシウムのバランスが崩れやすくなり、生命活動を行なう上で様々な障害が出てくるのです。
 さらに、決定的なマグネシウム不足になると、別の問題が出てきます。マグネシウムは、細胞内において一定濃度を保っていないと細胞が働けませんので、それを下回る濃度になると、マグネシウムの貯金箱である骨を溶かして補充することになります。すると、一緒に大量のカルシウムも骨から溶かし出されますので、骨はスカスカになるだけでなく、余分なカルシウムをどこかに捨てるしかなくなり、先ほど言いましたとおり、血管壁や内臓に沈着させることになってしまうのです。
 骨粗鬆症はカルシウム不足で起きると言われていますが、これは大間違いでして、本当はマグネシウム不足で起きるのです。

 ここまで言いましたことと一部重複しますが、下記にミネラル豆知識として6つのマグネシウムの働きを紹介しましたのでご覧になってください。
 そして、マグネシウムは不足がちですから、意識してマグネシウムの多い食品を摂ってください。

マグネシウム1・2

マグネシウム3・4

マグネシウム5・6

もっと詳しくマグネシウムを解説したサイトを見つけました。よろしければご覧になってください。
  MAG21研究会
  (http://mag21.jugem.jp/)

微量ミネラル:亜鉛は現代人に絶対的に不足する必須ミネラルです

 亜鉛の働き場所と銀杏葉α(アルファ)のそれとは相通ずるものが2つあることを、このブログで以前に書きました。
 活性酸素を消すことと脳の海馬に働いて記憶力を増強するというものです。
 銀杏葉αは、すぐれものですが、一方の亜鉛はと言いますと、こちらもまた、生命活動を維持する上で非常に広い範囲で大活躍している、すぐれものです。
 亜鉛は、各種ミネラルの中で最も注目すべきものと考えて良いでしょう。
 なお、1日当たりの所要量は、主要ミネラルが100mg単位であるのに対し、亜鉛はmg単位で充足しますから、微量ミネラルと呼ばれています。
 その亜鉛が充足しているかどうか、ということになると、実に奇異な変遷をたどっています。厚労省が定める摂取基準(推奨量)が大きく変動しているのです。30歳~49歳について比較してみますと、次のようになります。
 併せて、同年代の男女の摂取量(毎年行なわれる国民健康・栄養調査結果のここ数年の値の平均的概数)を載せました。

           男      女
  1999年改定   12mg   10mg
  2005年改定    9      7
  2010年改定   12      9
  摂取量     約9     約7 
(注)年齢によって摂取基準が少し変わりますし、摂取量も少し変動しますが、
   大勢に変化はありません。

 1999年やそれ以前には「亜鉛は日本人全体に摂取不足だから積極的に摂りなさい」と言われていたのですが、2005年改定によって「亜鉛は充足している」とされ、「サプリメントを飲んで補給する必要なし」とされてしまいました。
 “何で?”と、ビックリした小生は、公表されている厚労省の審議会議事録を片っ端から見てみたのですが、些細などうでもいい議事録ばかりで、肝腎な摂取基準の改定理由は何一つ見付かりませんでした。“理由なし”の密室での“改悪”です。
 その原因を考えて見ますと、2005年改定の数年前から、亜鉛不足を強調して高濃度の亜鉛を含んだサプリメントが出回り、それがために健康被害が生じたのではないかと思われます。よって、厚労省は“亜鉛は充足しているからサプリメントを飲む必要なし”と健食業界を抑えにかかったのでしょう。でも、現実は日本人には亜鉛が不足しているので、高濃度亜鉛が出回らなくなったのを見計らって、厚労省は5年後に摂取基準をほぼ元に戻したのではないかと、小生は見ています。なお、それと同時に、これは他のミネラルについても言えるのですが、健食業界はサプリメントの目安量を摂取基準と同量ないしはそれ以上としていたのを、概ね3割量に変更しだしたのですが、これは、過剰摂取にならないように、厚労省が健食業界に対して行政指導したものと思われます。

 さて、当店では、ずっと前から総合ミネラル剤を多くのお客様にお勧めし、メーカーが示している目安量(摂取基準とほぼ同量)ではなくて、その3分の1量を飲めば良いとし、当店が定める目安量のシールを張って販売しています。でも、メーカーが製品のモデルチェンジをし、目安量を摂取基準の3割にしましたから、独自シールは不用となりました。これが適正数値というものです。
 ただし、明らかなミネラル不足の症状がでている方や夏場に大汗をかいたときには、その倍量を飲むようにお話させていただいています。

 前置きが随分と長くなってしまって申し訳ありません。
 亜鉛の働きを次のとおり豆知識として6項目にまとめましたので、ご覧ください。

亜鉛1・2

亜鉛3・4

亜鉛5・6

 この程度の豆知識では物足りないという方は、下記をご覧ください。微に入り細に入り非常に詳しく解説されています。
 医療法人 愛星会(理事長 有沢祥子)「亜鉛解説」その他数項目あり。
 なお、亜鉛投与により大きな治療効果を上げておられるのですから、このことからも日本人は亜鉛の摂取不足ははっきりしています。

微量ミネラル:マグロを多食する日本人こそセレンを補給せねばなりません

 微量ミネラルの中で、亜鉛に次いで注目を集めているのがセレンです。
 その理由は、抗酸化作用とがんの抑制効果があることからです。
 そして、米国では、もう一つ別の理由でサプリメントとしてセレンが飲まれています。それは、水銀の毒消しとしてです。亜鉛と水銀は同族の元素で、水銀が亜鉛の働きを殺してしまいますから、近年マグロをけっこう食べるようになった米国人の中に水銀中毒症状が出たことが切っ掛けになって、水銀の排泄効果があるセレンを飲もうということになったのです。
 海洋における食物連鎖の頂点に位置するマグロやクジラの肉には水銀が高濃度に含まれていますし、深海魚にも多いです。これらを米国人より多食する日本人ですから、セレンの補給は必須のなります。
 なお、亜鉛と水銀の関係については、別サイトで次の記事を起こしていますから、一度ご覧になってください。
  元祖「公害」は奈良の大仏(2011.11.11)

 セレンの働きについては、次の豆知識をご覧になってください。

セレン1.2

セレン3.4

微量ミネラル:鉄不足に加えて銅も重要です

 鉄分の摂取不足は閉経前の女性において著しいです。
 その原因は2つ。一つは有機肥料を使わない野菜の連作で土壌中の鉄分が減り、野菜に含まれる鉄の含有量が減ってきていること。もう一つは家庭で調理に使うフライパンで鉄製のものがなくなってしまったこと。
 こうして、慢性的な鉄分の摂取不足に陥っています。
 なお、野菜中の微量ミネラル減少は鉄以外についても言えますから、総合ミネラル剤の補給が望まれます。

鉄・銅

微量ミネラル:マンガンは糖尿病の方には必須

 通常の食事で不足することはなさそうですが、糖尿病の方には補給が望まれます。

マンガン

微量ミネラル:クロム

 クロムは腸内細菌で働き者に変身

クロム

微量ミネラル:モリブデン

 あちこちで裏方として働く必須のミネラルです

モリブデン

プロフィール

薬屋のおやじ

Author:薬屋のおやじ
岐阜県羽島郡岐南町三宅5丁目39で、薬屋:三宅薬品をやっています。全薬工業の養生食品、養生漢方などを取り扱っています。生涯現役をモットーに、お客様皆様が百歳すぎまで健康でお暮らしいただけるよう、精一杯お手伝いさせていただきたいと思っております。無料健康相談を承っております。電話058-246-7970(電話は火曜~土曜日、9時半~18時にお願いできると有り難いです。)

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